カルナバイオサイエンスは、革新的な新薬を生み出し、病に苦しむ全世界の患者さんに貢献することを目標に、がんや免疫炎症疾患を重点領域としてキナーゼ阻害薬の研究開発を行うバイオベンチャーです。自社でゼロから新薬を創製し、飛躍的な成長を目指して研究開発に先行投資を行っており、これまで複数のパイプラインを製薬企業へ導出した実績があります。
また、創薬研究で培った技術を基盤として、キナーゼタンパク質の製造・販売や受託試験など、新薬の創製や基礎研究を支援するサービスを製薬企業やアカデミアに提供しており、安定した収入を確保していることも当社の強みです。
【カルナバイオサイエンスの吉野公一郎社長の講演内容】
吉野公一郎社長は、「革新的低分子医薬の創製を目指すカルナバイオサイエンス」と題した配布資料に沿って、会社概要、研究開発途上の新薬領域、全世界を対象とするグローバル展開の企図、数枚のスライドに及ぶ「大腸がん」の患者数、生存率、治療に詳しく触れました。また、創薬事業における技術導出契約実績や開発途上の「CDC7阻害薬 SRA141」についても、数枚のスライドを準備され、技術導出先での臨床準備の状況を詳しく説明されました。更に、がん領域以外のリウマチ等の免疫炎症疾患の新薬にも触れつつ、創薬パイプライン全体像も明らかにされました。最後に、カルナバイオサイエンスの「強み」や「ユニークなビジネスモデル」、投資家に関心の高い「資金調達」(ファイナンス)の状況に触れ、持続的な成長戦略を再確認し、ご講演を締めくくりました。